今回の話題提供はITコンサルタント、株式会社クリエイトビジョン代表の上村隆会員です。
情報とは何でしょうか?
2024年、新たな年が始まりました。
デジタルコンテンツを幅広くサポートさせて頂いています、上村隆(かみむらたかし)【熊本県】です。
国内では惨事が続いております。
祝辞を述べることは辞退させて頂き、今年を皆様と一緒に良い年に転換していけますよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。
本年もご指導、ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年もセキュリティに関するニュースが早くも駆け抜けております。
参考サイト
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/10/news153.html
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/10/news152.html
https://s.netsecurity.ne.jp/article/2024/01/09/50428.html
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00025/
私はコンテンツ制作だけでなく、DXやAI、セキュリティに関してもよく話をする場を頂きます。
社会人になってから最初の会社、前職、そして起業…すべてデジタルコンテンツの業務を行わせて頂いています。
ある時はインタラクティブデータの制作、ゲームのディレクション、最先端の技術開発や誰もが知る大手企業のコンテンツの制作に関わってきました。そういったノウハウから中小企業やこれから創業しようという方向けのサポートに大きく舵を切りました。これはインターネットの発達によるところが大きく関わっており、大手企業と中小や創業ではまったくアプローチが違うことを学ばせて頂きました。
中小企業庁のよろず支援拠点のコーディネーターや人吉市仕事サポートセンターHit-Bizのコーディネーターも兼任させて頂いていることから、事業者の経営という視点を中心に幅広くデジタルと向き合っています。
これから話す内容のエビデンスになるかどうかは皆様のご判断におまかせします。
創業や中小企業の多くの相談者のお話をお聞かせ頂く中で、やはりセキュリティに興味がある方と無い方の差が激しく、ある方はまだまだごく一部です。
また、情報の扱いが「雑」です。
参考サイトのリンクにあるのを見て感じて頂きたいのは情報漏洩だけでなく、それが何を意味するのか?どういった悪影響が考えられるのか?それを自分の身に置き換えて「想像」して欲しいという事です。
また、タイトルを「情報を読む」としているのは、何もセキュリティだけの話ではなく、AIが急進している中、フェイク情報とどう付き合っていくか?という事です。
まずセキュリティに関して言えば、自分が感染して情報を抜き取られた場合、自分の情報がなくなったり破損したりして事業が継続できなくなる…はまだましで、踏み台にされて、自分の関係者に犠牲者を生む可能性もあるという事です。
年々巧妙化し見抜くのが難しくなっています。
フィッシングメールはそれで自分のIDやパスワードを抜き取り、銀行口座からお金を抜き取られるかも知れませんが、それは可愛い方かも知れないのです。
すでにAIによるフェイク動画は作成されて出回っています。しかし一般的に多くの人がひっかかる可能性は低くありません。
まず、「誰かの発信」が偽装されたとします。しかし、その人を十分に知っていれば「彼はこんな事は言わない」で済むかも知れませんが、テレビの向こうの有名な知人ではない人の言動はどうでしょうか?この場合、充分ではないにせよ、時系列でその人物が何を過去に言って、何を成してきたのか?を知ることもひとつの方法です。
言動の一致と時系列を読むことで疑問を感じることもあるかと思います。
データの盗難に関しても表に出せる情報と出せない情報を持っている方もいるかと思いますが、そういう人こそセキュリティはしっかりしないといけません。そのためには情報を集め知ることです。
セキュリティソフトはいろいろ出ていますが、実はセキュリティソフト自体が危ない場合もありますし、偽のセキュリティ警告にひっかかる話は数も多すぎて語れないレベルです。
・セキュリティ対策の情報を集める
・セキュリティ対策に関する専門家の意見を聞く
・セキュリティ対策を行う
・問題が発生したらすぐに専門家に相談する
・ランサムなどでの脅しに屈しない
何かを作って成果が見える分野ではないため、皆、ここに資金を投じる意識が薄いのですが、実は事業を守る重要なポイントで、ここはコストをかけるか、ものすごい汗をかく必要があります。
まだまだこの文章では伝えきれていません。気になる方は信用のできるところに相談してみるのも一つの方法です。